粘度計メーカーの技術畑で働く友人から、流行のファッションがわからなくなって困っていると相談を受けることが頻繁にあります。
彼女は学生時代からの友人ですが、勉強は良く出来るのに流行を追うということに苦手意識を感じているようで、当時からファッション雑誌を研究しても答えが出ないと嘆くくらいです。
職場では制服があるものの、通勤するときに着用する服をお洒落にしたいということなので、アドバイスをしてみようと考えました。
粘度計メーカーの友人からの相談
粘度計メーカーに勤める友人は、職場では決められた制服を着用しています。
制服は会社から支給されており、クリーニングなども会社が一手に引き受けています。
その理由として、機械を組み立てるときに目に見えないほどの塵があるだけで設計が狂ってしまうため、特殊な素材を使った制服になっているからのようです。
そのため友人は職場では制服が支給されるので洋服に無頓着になってしまい、通勤の時も車なので楽な服装になりがちだと悩んでいるようです。
実際にプライベートな洋服を見せてもらうと、パジャマになりそうなだぼっとした大き目のものが多く、洗練されているとは言えませんでした。
特に節約をしているわけでもないようですが、ブランドショップに入るのは引け目を感じてしまうようで、いつもファストファッションで済ませることが多いことがわかりました。
洋服にお金をかけたくないという気持ちもあるようなので、お洒落を実現できるために何か良い方法はないだろうかと考えました。
デコるのが最善手?
友人のクローゼットを見せてもらったところ、モノトーンの洋服が多いことに気付きました。
しかも黒や茶色など暗いトーンものが多く、デザインも凝ったものではなくシンプルなものばかりです。
そのため枚数はあっても、同じような色とシンプルなデザインなので違いがわかりません。
明るい色の洋服を購入するように提案してみましたが、自分には似合わないのではないかと思い込んでいるので、購入しても着用せずにクローゼットに仕舞ったままの状態になることが簡単に良そうできました。
そこで新しく買いそろえるのではなく、今あるものを活用しようと考えました。
暗いトーンの洋服を好むのであれば、それを基本としてブローチやスワロフスキーを使ってデコを盛るということを提案することにしました。
ブローチであれば取り外しが簡単で、色んな洋服に活用できます。
スワロフスキーも襟元や裾だけにつけることで、派手になりすぎず、お洒落なポイントになるので気にってもらえたようです。