アレルギーが発生するのは人間だけと考えている方は多いでしょう。
しかしペットにも人間と同様にアレルギーや皮膚病は発生し、犬のアレルギーもめずらしくありません。
人間と同様に皮膚がかゆくなったり、目や鼻の疾患を招いたりするので注意です。
免疫力が低下していると発症しやすいので、日頃から免疫対策をすることが重要です。
愛犬の様子がいつもと違うと感じたときは、アレルギーの可能性があります。
まずは動物病院で診てもらってから今後の対策を決定しましょう。
犬もアレルギーがある!
犬にもアレルギーは普通に見られる症状で、アトピー性皮膚炎やノミアレルギーは頻発しやすいです。
ほかにもアレルゲンとなる食品を摂ることによる食物アレルギーもあります。
かゆみ・発疹などはよく出る症状で、頻繁に掻きむしったり、舐めたりしている場合は注意してください。
これらの動作を頻繁に行っていると毛・皮膚が禿げてくる可能性があるので、飼い主さんは定期的にチェックしてあげましょう。
お腹の調子が悪くなるケースもあり、下痢や嘔吐などはよく見られます。
犬の身体は人間が思っている以上にデリケートで、3匹のうち1匹はアレルギーを持っていると考えてよいです。
もちろん症状の度合いには差があり、アレルギーがほとんど現れないケースもあります。
症状が悪化している状態で掻いたり舐めたりしてしまうと症状が悪化するので注意してください。
進行させないためにはアレルゲンを摂らないことが大切ですが、ほかにも犬用の服を用いるのも有効です。
犬用の服の効果
犬用の衣服は意外にもアレルギーを早期改善させるために役立ちます。
人間の皮膚疾患を例にしても、かゆくて掻きむしっていると症状が悪化することが多いでしょう。
犬に服を着せることによって掻きむしる・舐めるなどの行動を抑えることができ、それによってアレルギーの早期改善が可能になります。
皮膚疾患は掻かないことが何より大切になるので、動物病院で治療薬をもらった上で衣服を着せてあげるのがよいでしょう。
バイ菌の侵入を防ぐなど多大なメリットがあり、抜け毛を予防する役割もあります。
愛犬が頻繁に掻きむしっていると毛が抜けてしまい、その部分だけ禿げてしまう可能性があります。
もちろんかゆみを解消しなければ掻きむしる行動をやめないので、アレルゲンを除去することも大切です。
アレルゲンを含まない無添加・自然派のフードに変えるのもおすすめです。
安価なフードは穀物をメインに使用し、アレルゲンの原因となりやすいので注意してください。